独り座談会。

役立つわけでは無い、日々の日記帳。

浴衣。

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夏がやってくるのである。梅雨を過ぎれば、夏の音をチラつかせながら音速で夏がやってくるのである。あたく氏の前にチラつくのは、麗しき乙女のうなじや鎖骨や脚であるのだが。

「夏と言えば浴衣です。」

そう、あたく氏は呟くのだけれど、未だかつて夏に浴衣を纏い、街を、いや夏の真ん中を練り歩いたことなどないのだから、説得力の欠片すら落ちていない。全く嘆かわしい事実だ。

でもこれはこれで世の為人の為になっているのかもしれない。もしもあたく氏が浴衣を着て街を練り歩くと、四方八方諸問題に世界が見舞われてしまう。

「うなじうなじうなじ」

「脚脚脚」

「あぁ、鎖骨鎖骨鎖骨」

柳の木の下に現れる幽霊のごとき形相と足取りで、浴衣を着たあたく氏が、上記のようなことを呟きながら歩き回ることを防げるのだ。これは朗報吉報。

今年も浴衣は着れそうにもありません。